洗濯機がまわるあいだに。

ちょっとふと思ったんだけど、


自分のためにじゃなくて、
あと友達と遊ぶからとかじゃなくて、
誰かのためにおめかししたいなあ、って。


こないだ、土日が休みになったのを祝って
友達と飲みに行きまして。
散々仕事の愚痴不満を吐き出して超テンションあがってしまい、
彼女は3時頃彼氏の家に帰ったんだけど、
私はまだ飲み足りなくてそのまま教えてもらったお店で一人で飲んでたんです。


そしたらそこのマスター(キム兄似の41歳)が相手をしてくださって。
いろいろ話してたら
去年のお見合いパーティで出会った人のグチになってしまい
結局、
「こういう男の人の金銭感覚って納得いかない。」
みたいなことを言っていて、
そしたらマスターは
「(コーヒー代を女に出させるなんて)それはその男がおかしいですよ。だって女性は自分(男)に会うためにオシャレしたり化粧したりしてきてくれているんだから。それにかかったものを考えれば、自分が出すのは当然でしょう。」
という意見をされたのです。



なるほど、と。
そういう考え方なのか、と。



たしかに女子が一歩外へ出るためには、
そういう意味ではいろいろとコストがかかっています。
すっぴんへ外へ出れないのは、
ある程度の歳になれば、
それは「見栄」や「オシャレ」のためではなく、
「身だしなみ」となるからです。
ただただスーパーへ買い出しに行くのだって、
少しはファンデを塗ったり、眉をひいたりするものです。
それがたしなみだからです。

一方男の人は
顔を洗えば済むのです。
そこには水道代しかかかってないってことです。
つまり、マスターは(ちょっと細かく補足しすぎましたけど)そういうフォローをしてくださったんですね。



マスター、さすがマスター。
木屋町の一等地のオーナーマスター。
心得があります。
28歳のシングル女子の心を上手に癒してくれます。






というわけで、
そんなこともふまえ、



「あー・・。だれかのためにお洒落をしたい。」
と、そう思った訳です。



別にタダメシ食らいたいからとかじゃないですよ。
そうじゃなくて、
自分だけが満足するような格好とか
同姓で遊ぶ時の同性の目を意識した格好とか
そういうのじゃない
もっと
誰かに喜んでもらいたいなーって
思って
その日の装いを選んでみたいというか。


久しぶりにそういうことがしたいなーと思った。





あ、洗濯終わった。
干そう。