リルケの詩。
和歌とか短歌とか詩が割と好きです。
昔から「だれかお気に入りの詩人がほしい。」と思っていて、
自分には日本人(日本語)の詩より外国語の詩の方が好きな傾向があって、
ゲーテとかヘッセとかベルレーヌとか
読んでみようと図書館でかたっぱしから読んでみたんだけど、
どれも「これだ!」とピンとこず。
そんな中、ついに出会いました。
プラハ出身のドイツ語の詩人です。
好きなものをあげると、
薔薇よ、ああ純粋な矛盾よ、
かくもあまたの瞼のもとに、誰の眠りでもないという、歓び
これは彼自身が書いた彼の墓碑銘。
ある詩からの抜粋ですが、
いま誰かが この世界のどこかを歩いている
この世界を故もなく歩いている
それは私に向かって歩いているのだ
とか、
わたしたちは高まってゆきたいのです
ひかりのように、うたのように
とか。
全部図書館で書きとめたから
本などは手元にないんだけど、
いい加減欲しいな。
- 作者: リルケ,富士川英郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1963/02/22
- メディア: 文庫
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