初・日記。小説「春の雪」の感想。

ネット上に自分のblogというものを持ったのは初めてなので、いささか
妙な緊張をしておりました。

人様のつくったページにコメントを書くのは結構やっておりますが、
全部自分の管理の元に書いたり、コメントしたり意見したりというのは、
なんか気が重い気がしていたのです。。
つまりは無責任な「お客様」が居心地が良かったわけで・・
(だからって荒らしとかはしてないですよ;)

このはてなのことは、お友達から紹介していただきました。
せっかく教えてもらったのだし、良い機会なので何か書いてみようと思います。

あまり構成とか読みやすさはこのさい考えず、思ったままに
ほんとに日記のようにぼそぼそと、私の名前でもある「ぼやき(boyakiwa)」調に書きます。




えー・・

今、三島由紀夫の「春の雪」を読んでいます。
「豊穣の海」シリーズの第一部です。
行定勲監督が、こんど10月末に発表する映画の原作で、興味がわいて
Amazonで買って読んでみました。
先週、読み終わりました。

三島由紀夫初体験でしたが、すごく面白かった。
というか、文章がすごい。
「文才」というのはあのような人のことを言うのかな。
あんまり沢山本を読んでいるわけではないので、えらそうなことは言えないけど、
三島の文章は、「主人公の心情」と「景色」が同時に同じ文章に書かれている。
一つの文、言葉に、主人公の観ている景色や情景が、そのまま主人公の感情を表現しているようだった。
すごく煌びやかな文章。
縦の「感情」の糸と横の「景色」の糸が織りなされた雅な織物のような華やかさと立体感。
はあ。

読み終わってからの印象だと、映画化で主人公の松枝清顕に妻夫木聡くんと、
伯爵家の令嬢・聡子に・・・・・・

・・・・


ああ!!彼女の名前が思い出せない!!!
いっつも彼女の名前忘れるんだ!なぜだ!?嫌いだからだ!

ええーーとぉ
シネスケに飛んで調べればいいものの、それもイヤがる私の中の私)


※1分経過(もっとか)


ああ・・

まじで無理。ホント今日はでてこない


あ!!

裕子・・・ えと あ 竹内裕子!!

でもまだ漢字違うな、えーと 結子だ。竹内結子(くそぅ 「ゆうこ」の変換で出ないし!)


ああ。まったく。彼女ほーーんと名前覚えないな。
何回これをやったか。覚える気がないのかな、自分。
たぶん、相当嫌いなのかな。
いやいや彼女のファンの方々には失礼だけど、ほんとに自分の知ってる女の子で
彼女が好きっていう人に会ったこと無い。
みんな口をそろえて「あたし竹内結子キライやわぁ。」もしくは「あんまり好きじゃない。」
自分リサーチによると、今のところ同姓からの票は0です。
そんな女子らの意見を聞いて、「なんで?!どうみても可愛いやん!」と豪語した知人の男性は、
それが大いなる嫌われる理由と気付いていないのでしょうか・・・


話は戻りますが、「春の雪」の綾倉聡子役に、彼女は合っていると思います。
http://www.walkerplus.com/movie/report/report4081.html
でも妻夫木くんが言ってる通りの印象。。
勝手にURLとか載せちゃったけどいっかな。いっか・・。

ん・・?
でもよく読み返してみると「結子ちゃんの持つ、女性としての温かみや強さみたいなものが合ってる・・」ってあるけど、、、ちょっと違うな・・
女性としての「ずるさ、いやらしさ」が合ってると思ったんだけど。


最初は「若い頃の吉永小百合」ら辺が妥当だと思ったけど、それじゃあんまりにつまんない。
聡子の「女」による「女」たる由縁のいやらしさは、彼女がぴったり。
京風の顔ではないけど。
そして妻夫木くんも合ってると思う。
なんとなく、藤原竜也くんもいいかなーと思ったけど、やっぱり顔の雰囲気とか
若者っぽいやるせない雰囲気は妻夫木君の方が近い気がする。
映画、期待しているのでがんばってほしい。
ていうか、もう出来上がってるけど。
でも監督があの監督だしな。。なんかのニュースでメイキングみたけど、
なんか小説の雰囲気じゃなかったような・・微妙やな・・
でも、三島文学に触れるすごく良い機会を与えてもらった。
去年辺りから本が無性に読みたくて、Book Offに行っては色々試し読み。
何度も手に取った「ノルウェイの森」は、やっぱり興味がわかずにやめた。

もっと本を読みたい。


本が面白かったから、豊穣の海・第二部を買おうと思って
近所のサティに行ったら、第二部どころか豊穣の海シリーズがそっくり置いてなかった。
サティ・・・・
たかがサティ・・・されどサティ・・・・でもやっぱりサティ。。。。



以上、初日記でした。
これからもこんな感じで、自分本位にダラダラと書いてみたいと思います。