日帰りSETSTOCK。

boyakiwa2006-07-23

広島のロックフェス、SETSTOCKの初日に行ってきました〜
車でAM7:00に出発して、帰宅がAM1:30頃。
厳密に言うと日帰りじゃないけど、やればできるもんだなあ。


長くなりますが、ライブレポートです。


まず会場に到着したのはAM11:45くらいで。
ステージはメインのEAST STAGEと小さめのWEST STAGEと二つあって、
EASTは芝生の客席がすり鉢状になっていてステージを見下ろせる形だった。
芝生もすごくきれいですごく気持ちが良かった。
行きは曇りでちょうど良かったけど、到着したとたんピーカン照りで
肌がヒリヒリする。
場所はEASTの右より中段くらいに陣取りました。


駐車場→会場→入場までに約1時間くらいとられたので
オープニングアクトキャプテンストライダムから観ることになった。
id:porbump51さんがおっしゃっていたように、たしかにオープニングにしては贅沢だったと思う。
結構知ってる曲だった。「キミトベ」と「風船ガム」とタイトルわかんないけど
「♪俺小2の時からカープファン」ていう曲を歌ってた。よかった。
ほんとにカープのユニフォーム着てたし。地元心をゲットしてました。


次がウルフルズ
もう貫禄ですね。ライブアクトは堂々たるものです。そして格好良いです。
トータスさんの衣装はQUEENフレディ・マーキュリーのような
白い全身タイツ。に赤いハート模様がちりばめられている。
さらにお尻のところのハートはくりぬかれており、生尻です。
こんな格好しても「格好良い」と映るのはミュージシャンという人種だけです。
「サムライソウル」が聞けてよかった。


次はWESTで10-FEET。モニターで映像はみれるけど音はあまり届かず。


次がこちらでグループ魂
もうこの人達最高。アホ。もうアホすぎる。
いきなり「PENIS」とネームの入ったサッカー日本代表ユニフォームを着た港カヲルが現れ、オンステージ。
ひとしきり会場を沸かせて、他のメンバーが現れると同時に
「PENISジャパン!PENISジャパン!PENISジャパン!」コールとともに曲に入る。
そして一曲終わるごとにコント(のようなMC)がはさまれる。
スリッパが惜しみなく飛ぶ。
曲もとにかく下ネタづくし。「オーバー30do the シコる!(タイトル不明)」とか。
破壊君が会場の男子に「おめえら毎日シコってんだろ!30になったら自然とやめると思ってんだろ!大間違いだぜ!30過ぎたら日課になってるんだよ!40過ぎてもやり続けるだろう!」と熱くシャウトしてました。

とにかく何万人という人間が「PENIS!!」やら「シコる!」などと大合唱している様は異常です。

それにしてもボーカルの破壊(阿部サダヲ)がすばらしい。
お客さんの心をつかむのはたぶん、この日この人が一番だったに違いない。
(ひとしきり暴れて「恐いよお。こんな大勢の人に見られたことないよお。」て言ってた)
http://www.g-tamashii.com/
↑公式HPで「ペニスJAPAN」の視聴みつけました。是非。


次は一緒にいった人がファンだという真心ブラザーズ
こちらはWESTに移動して見に行きました。
残念ながら知ってる曲がほとんどなくて、「甲子園でよくかかる曲。俺が作ったんだぜ〜!」と演奏していた「♪ドカンと一発、やってみようよ〜」しかわかんなかった。


次はEASTでORANGE RANGE。ドっと人がいなくなった隙に最前列をなんとかゲット。
次のBEAT CRUSADERSに備える。
レンジは思ってたより勢いがないように見えた。
MCはほとんどやってなかったみたいだし。


そしてビークル
ぞろぞろと見慣れたお面がステージに現れ、ぱっと脱ぎ捨てられた!
「うわあ!結構おっちゃん!!」

噂には聞いていたけど、ボーカルのヒダカトオルさんはかなりのおっちゃんでした。
お面の顔の輪郭よりさらにふくよかな顎・・
あのお面の顔は絶対二十代のじゃないのか??だましだ!!
まあいいけど。プレイはかっこよかった。
新曲と、私の大好きな「DAY AFTER DAY」を最後にやってくれて大ハッスル(死語)しました。
今回は前列での立てノリは控えようと思ってたけど、これをやってこそのフェスだと実感。めっさ気持ちいい。



次はEASTに戻って吉井和哉さん。
か・・・・・・っこいいい・・・・・・
なんじゃあの人は・・・・
かっこよすぎや・・・・・・
大人の色気です・・・
まさに去年のROSSOのチバさんの様。
めっさかっこよかった。。
オシャレやったし。胸に白いマークが入った黒いポロシャツをボタンあけて、
赤い細身のパンツで、最初はレイバンみたいなサングラスかけてた。
めっさかっこいい。髪の毛黒いのもかっこいい。グラサン外してもかっこいい。
唄うまいし。今までバンドのドンチャンした演奏が続いていた中、
己の声一つでこんなに広い会場を制している。すごい。
どんどん人が集まって、最後は上の端っこの方にまで人がいっぱい。
あの様子はステージからみてたら爽快だろうな。
「CALL ME」が聴けなかったのはちょっと残念だったけど。


次はCOCCO
会場から初めて「かわいい〜!」「ほそ〜い!」などの歓声が飛ぶ。
そういえば女子の出演者は彼女が初めて。結構むさ苦しい舞台だったんだなあと改めて気づく。
音速パンチ」とかの最近のを唄ってました。そして叫んでました。(ていうか悲鳴?)



次はWESTで湘南乃風。この頃にはだいぶ日が暮れていた。
そろそろ帰りのことを考え、場所を入り口付近に移動しようかと
WESTの客席の見える方へ向かうと、その光景に目を疑った。
なんちゅう人だかり・・・・
今までになく人がひしめいており、WESTの小さめの客席の端から端までぎゅうぎゅうに人が。
そして全員がタオルを振り回している光景は恐ろしかった。
正直こんなに湘南乃風が人気なのは知らなかった。
とにかくすごい人。
雰囲気も一気にB系の黒い雰囲気に。
純恋歌」になると、その人だかりのなかに、ポツンポツンと小さな明かりが。
みんなライターの火をかかげて、ペンライトのように揺らしているのだ。
危ないだろ。



それが終わるとトリのHY
トイレに行って戻ると、一緒に来たお姉さんが待っている場所が
暗くてまったくわからない。やばい。
あせりながら横目でHYの演奏をみる状態。
電話もつながらないし、つながったとしてもこの騒音では話も通じない。
あきらめてとにかく演奏をみることに。
このHYは友達が好きなのでカラオケなどで一通りの曲は知っていたけど、
とくに好きなバンドでもないので、あんまり感動はなかったけど、
このメンバーのMCの沖縄弁のなんとも和やかなこと。
他の出演陣の中では若手ということもあって、実にさわやかでした。
トリにふさわしい、すごく良い雰囲気で終われるなあとしみじみ感じていると
(同時に「果たしてちゃんと帰れるのか」とヒヤヒヤしながらも)
最後の曲になったとき、他の出演者がステージの上に!
全バンドではなかったけど、オープニングアクトのバンド全部、ウルフルズ、吉井さん、湘南乃風、グループ、ビークルとみんな顔を見せてくれ、雰囲気は最高潮に。
おしまいの花火もものすごくキレイだった。
もうこれで今年の花火は見納めでもいい。


舞台上ではお客さんと出演陣が記念撮影を始めた隙に、電話。
なんとかお姉さんと再会できました。(やれやれ)

そして帰路についたのでした。

行きも帰りも渋滞にあわず、雨にもあわなかったのはほんとに良かった。
今年初めて、夏らしい夏をすごしました。
いい日でした。

お姉さんと私はBUMPのファンだけど、BUMPが出てなくてもこれだけ楽しめたのが
すごく嬉しい。やっぱり音楽はいいなあ。