ハードルHERMES。

昨日はほんとにヘコんだ。
まあたわいもない内容だったから、別に別になんだけど・・


このあいだ、従姉のおねえちゃんがうちに泊まりにきていた。
四国で大学院生をしている、2個上のお姉ちゃんで、
すごく気が合う。
初めてロックフェスに連れて行ってくれたのも、一緒に韓国行ったのも
このお姉ちゃんだったし、BUMPを好きになったのもそう。
音楽もだけど、仕事の悩みとか恋愛のこととか、家族のこととか友達のこととか
何でも相談しあって、色んな影響受けて、たぶん今までの24年と26年間で経験してきたことのだいたいの事件は、お互い知っているはず。
お互い、いつ頃どんな事件があり、どんな彼氏がいただとかは年表が書けるかもしれない。
そして、いまお互いに花の盛り(←自分で申告しない)を持て余すフリーの身。

そんなお姉ちゃんと、一昨日テレビで「電車男」を観ながら、
エルメス・・・・・・・なんていい女なんだ・・!!!」と激しく感銘を受け、
「うちらも、学ばなあかん!!!」と奮起したできごとがありました。
以前、二人で「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のヒロイン・サリーは
かなりいい女だ、という意見が交わされたことがあったのですが、
ひさびさに私達に訪れた「いい女ショック」。
エルメスの一挙一動に精神的パンチを受けながら、具体的にエルメス嬢のどの辺から学ぶべきかと考えましたが、
ありすぎてわかりません。

そこで初歩の初歩。同時に一番重要だと思われる
「言葉遣い」からマネしてみよう、ということになり、
しばらくふたりでやってみましたが、ものの20秒で撃沈。
「こんなしゃべり方うちらがしたら、たぶん『ナメてんの?』って言われるか
『キモい。』って言われるよね・・・」
そうなんです。
急に「そうなんですか?」とか「○○さんて、おもしろい方ですね。」とか
普段言い慣れないしゃべり方をするだけで、とたんにウソくさくなるのです。
ボロをださないように話そうとすると、無意味に共通語になるし。
わざとらしいこと、このうえありません。

というわけで、まるまるエルメス語を会得するのはまだむずかしいとなり、
せめて「これだけは言わないようにしてみよう」ということで、
3つの禁句を指定しました。


「スゲエ!」「マジで?」「めっさ」
の3つです。

もういいかげんお互いいい歳だし、せめて「スゲエ!」とかは言わないようにしよう。
いくら男友達相手にだって、「マジで??」とか、力いっぱいリアクションしないようにしよう。
服や髪型をほめられたら、テレ隠しに「えマジで?でもこれめっさ安いねんで。」とか言わず、素直に「ほんまにー?ありがとう^^(ニコ)」とかしてみよう。
テレるほどの歳でもない。
という結論に至り、それからこの3つの言葉は禁句ワードとなりました。
(その後、会話の中で何度もこの言葉が上がる頻度にいちいちヘコみながら。)


真面目な話し、いま、この年頃にこういうことを気をつけないと、
30代になってもこんなしゃべり方のままかもしれない、と思ったのです。
いつか母親になった時。こんなしゃべり方では困る。
「『その頃(30代・母親)になったら自然に治ってるだろう』とか思ってたよね・・・。」
と、お互い確認しながら。


いい女目指そう。
しかしエルメス、ハードル高!!