ショート・ショート・フィルムフェスティバル&アジア2007

に行ってまいりました。
前々から行きたいなーと思っていた映画祭に・・やっと・・
でもさすが、大阪。人少ない。
会場も設けてる席が少ない。
まあこんなもんだろうと思うけど。

明日も日雇いバイトなので、ざっと記録します。
セットストックのレポもまだなのに・・
(評価とするところは、ほぼ「勉強したこと」です)



2007年8月4日(土)大阪ビジネスパーク円形ホール
16:30〜18:30 「コリアン・エンターテイメントプログラム」


1本目「Save My Earth」
あらすじ:殺人課刑事の元に、女子高生から電話が入る「助けて・・!彼が刺されたの!!」
評価  :☆1 どんでん返しが全て効くともかぎらない。


2本目「Brabo!Mr.Kim」
あらすじ:家賃もままならない貧乏な一人暮らしに喘ぐ老人キム。同じく生活苦にある息子に金の無心に行く・・
評価  :☆0 ブラボーじゃねえよじいさん。


3本目「Miracle Mile」
あらすじ:アメリカ。白タクで生活する韓国系アメリカ人ジェームスは、「養子に出された兄を探しに来た」という女の子と出会う。
評価  :☆5  すごく良かった。特別賞受賞作品らしい。


4本目「Mermaid Island」
あらすじ:海辺の小屋でろうそくに絵を描く人魚のもとに、男が通う。
評価  :☆1  え?なんですか?


5本目「The Life」
あらすじ:アニメーション 未見のため不明。
評価  :−



休憩



18:30〜20:00「SSFF&ASIA 受賞作品プログラム」

1本目「Room10」特別賞受賞
あらすじ:夫と上手くいかず、勤務先のERから帰宅しないフラニー。ある日受け持った10号室の患者には45年連れ添った夫が寄り添っていた。
評価 :☆3 監督クレジットに”ジェニファー・アニストン”とありました。元ブラピ夫人の彼女だと思われます。監督をしたという噂を聞いたことがあるので、もしかしてこれだったのかしら・・


2本目「Never Like The First Time!」審査員特別賞 インターナショナル部門
あらすじ:スウェーデン。老若男女4人の「初体験」のインタビューを、シュールなアニメーションで語る。
評価  :☆5 爽快な気分、レイプまがいの恐ろしい体験、期待しすぎた喪失感、そして夢のような思い出。全てスタイリッシュなアニメーションとモノローグで語られる。これがショートフィルムの醍醐味か。すばらしい。


3本目「Oriduru」オーディエンスアワード受賞 ジャパン部門
あらすじ:太平洋戦時中の広島。「青い目!アメ公!」と虐められる少年。母親の恋人は、母国へ強制帰還を求められた米軍政府の役人だった。そして原爆投下の日・・
評価  :☆1 この題材やりゃあいいってもんじゃないだろ。ばかにすんな。


4本目「Last Stop」FC東京学生審査員アワード インターナショナル部門
あらすじ:(設定上の国は正確には不明だが、英語圏)親子連れ、女性客、初老の男性、不良etcを乗せたバス。中東系の客が置き忘れていった大きなカバンは、徐々に乗客達の緊張感をあおっていく。
評価  :☆5 スバラシイ。オチは笑えるのですが、「笑えないよなあ」という話しでした。


5本目「Line」 文化庁・映像産業振興機構・SSFF&ASIA支援
あらすじ:日本。生命保険会社で夜間清掃をする女(ふせえり)は、綿密な計画をたて、社長のへそくりを強奪すべく、夫(上島竜兵)をゴミ箱に忍ばせた・・
評価  :☆5 まさか今日、おなかを抱えて笑う作品に出会うと思ってなかった。超最高。超笑った。ダチョウ倶楽部なんてやめてしまえ上島竜兵


6本目「Bawke(パパ)」優秀賞 インターナショナル部門/ムービープラス/ジュピターTVアワード
あらすじ:(設定国不明)貧しい父子。亡命のため、トラックに忍び込み国境を越える。言葉も通じない国で、二人は決して離れまいと誓うものの・・
評価  :☆5  ガン泣きです。こんなところで号泣してよいものかと思いましたが、もう大変に泣きました。ああ良かった帰らなくて。この話は2時間にしても耐えます。



学んだこと総括:映画はやっぱりお話。脚本。ストーリーだ。テクニックは二の次だ。ましてや奇抜な音楽なんて三の次なんだ。

さあ私もがんばろう。



追記:短編映画ですので、そんなに一般公開される作品ではないと思われますので、もしこの中で「オチまで知りたい!」という作品があった方は、コメントでお伝えしますので教えてください☆