読んだ物・聴いた物

どもです。
お!クリスマスですか!いやいやー

(終)


最近溜まってきている(何かは深く考えないとして)
読んだ本やなんかを。

悲しみよこんにちは (新潮文庫)

悲しみよこんにちは (新潮文庫)

これはたしか10月くらいに買ってだいぶ前に読み終えた物。
私の二十代のバイブルになろうかとしている「愛人(ラマン)」越えを期待して購入した
フランス女流作家物第二段。
文章は割りと好きなほうだったけど、話が期待したほどではなかった。
これはジーン・セバーグとデボラ・カーで映画化されているんですね。
どうりでタイトルに聞き覚えが。(あ!ドドさんは観賞済みだ)
ていうかセバーグの髪型の「セシル・カット」ってここから来てたんだ。
てっきり「勝手にしやがれ」からだと思ってた。
まだまだだな。
しかし本を読んでみるとこのキャスティングはほんとピッタリです。観たい。

行動学入門 (文春文庫)

行動学入門 (文春文庫)

これはなにかの女性誌に連載していたエッセイを書籍化したものだそう。
小説のガッチリ、ビカビカ光るような文章ではなく、かなり肩の力が抜けた感じで書いておられます。
「ていうかこれは・・適当なのでは・・・・」
と思えるくらい、かなり無理矢理言い切ってる感じの理論もあり、面白いです。
奇才もこんなとこで息抜きしてたんだな。

臨死!!江古田ちゃん(2) (アフタヌーンKC)

臨死!!江古田ちゃん(2) (アフタヌーンKC)

これはYahoo!でたまに出てる心理テストみたいなのから知った。
面白い。ていうかこのキャラクター強烈。特に彼女の生活が。
特殊なお仕事をいろいろしていて、要するに水商売が多いんだけど、
その辺りは一種憧れというか(憧れという言い方は失礼になるかな)
「このお商売の裏はどういう風なんだろ?」という好奇心がここで満たされた気がします。
このキャラの個性でもある「部屋にいるときは常に裸」というのは、
さすがに「無いな」と思いますが。
(しかしまだ1巻がなくなぜか2巻しか手元にない。欲しいけどサティには置いてない)

ゼロの焦点―長編推理小説 (カッパ・ノベルス (11-1))

ゼロの焦点―長編推理小説 (カッパ・ノベルス (11-1))

初・松本清張。その時たまたま観てた二時間ドラマが「都会と田舎で二重生活を送る人物」の話で、興味を持ったら母が「松本清張に同じ話のがある」と教えてくれた。
でも最初はタイトルをずっと「点と線」だと教えたれたので、あやうく違うのを買うとこだった。マザーってば。
そして今日読み終えました。
話が思ったより遅足で驚いたのと、一番の山場でキャラクター達があんまり騒がないのでちょっと面食らう。
でも文章は読みやすいし、古い日本語の言い回しが心地よくて勉強になる。気がする。(「いらっしゃいましね」「いただきますわ」「ありがとうぞんじます」なんて言い回し使う場所ないけどね)

orbital period

orbital period

そしてこのアルバム。待ちに待っていた。
4年前の夏フェスでBUMPのファンになってから、初めてリリースされるアルバム。
正直「ていうかシングル多くない??!アルバムの曲少なくなるんじゃないの??!もういいから早く出してアルバム・・!!」という気持ちだったので、かなり不安と期待が入り混じりドキドキしながら待っていた。
聴いてみると、・・・すごい。。。
これはいままでのとほんとに違う。(なんかこれ安物の通販商品の売り文句みたい)
今までの彼らの曲って、内に内に向かう歌(自分探しの歌、自分のことの歌)が多くて、それが自分自身と共鳴して、結果、外へ流れて行く開放感を味わう曲が多い気がするけど、これは最初から内から外に出ている感じ。
それもかなりの勢いでブワーッと外へ広がっていく感じは爆発みたいな・・・ビッグバン・・・・?
なんか気持ち悪い例えしかでてこないけど、そんな感じ。
もう何度も聴きたい。聴いてしまう。
「好きな曲」と「聴かずにいられない曲」ってやっぱり違うんだな。
いまだにMDプレイヤーしか持っていない原始人の私だけど、もうここしかないだろな、○podを買うタイミングは。(でも○tunes入ってない。もうこの際外で聴けりゃなんでもいい)
ああどうかライブに行けますように。