猫の日。いつになく気持ち悪く。

恒例にしてしまおうと企むこのテーマ。
boyakiwaの「抱かれたい人ランキング」!
「要らんわ!!」という怒号が飛び交う中、粛々と始めさせていただきます。


今年は少しテーマを膨らませまして、
「各界の素敵なおじ様編〜阿修羅の道を行くならあなたと〜」です。(キモイ!!!我ながらキモすぎる!!!限度を知れ限度を!!!)


「日本の俳優部門」最優秀 不倫をするならあなたと賞 受賞
小林薫 氏>
解説:特におじ様趣味ではない私の唯一の胸キュンな方です。
こないだアカデミー賞をとったからではありません。
小学生の頃から母の影響で見ていた向田邦子のドラマのせいです。
向田ドラマにおいて小林氏はかかせない俳優でありますが、
その役柄は陰湿で身勝手でヒロイン・田中裕子を振り回す女の敵というような男なのです。小5くらいの私にとっては憎むべき男でした。嫌悪する男性像でした。
それが不思議なことに、15年経つと魅力を感じてしまうのです。
いじめられる田中裕子が可哀想というより、小林氏の抗いがたい色気に中てられているのです。不思議なことです。小林氏をみていると、不倫に陥る女の気持ちもちょっとわかってしまうのです。文句のない受賞となります。
(近年は「美の巨人たち」のナレーションも素敵です。大泉洋氏の番組の裏なので拝見する機会が減っております・・お許しを・・!)


「外国の俳優部門」最優秀 愛人になるならあなたの賞 受賞
ガブリエル・バーン 氏>
解説:この方は特に意識してファンというわけではなく、例えばビデオ屋で「ガブリエル・バーンガブリエル・バーン・・」と出演作を探して借りるということはしないのですが、たまたま見ていた映画にひょっこりと出ていらっしゃると、その度私は「誰だこの麗しきお方は・・!」となり、賞に命名したような心地となるのです。「アサシン」や「自由な女神たち」などです。中でもウィノナ・ライダー主演の「若草物語」においてはもう役柄と彼の魅力の融合が完璧すぎてどうにかなってしまいそうです。ええ、ビデオも持っています。DVDではありませんビデオです。残念なことは、あまり良い作品に恵まれていないところです。もっと彼の魅力を活かす映画、お願いします。


「作家部門」最優秀 散歩の後、お酒をご一緒させてください賞 受賞
島田雅彦 氏>
解説:きっかけはたしかNHKで、イタリア・ルネッサンス時代の絵画を特集した番組の中で彼を見たときです。落ち着いた声と知的な雰囲気、控えめなお髭、白髪の混じった清潔感のある御髪。お若い頃はさぞ女の子を泣かせたのであろうイケ面ぶり。しかしよく見ると身に着けているのは中世ヨーロッパの貴族の装束。そこらのおじさんに着せたら髭男爵にしかならないであろうその格好を見事に着こなしておられる。「テレビのやつらが言うからしゃあなしで着てんだよ」といった雰囲気は微塵もなく、むしろ楽しんでおられるよう。コメントも、知的な物言いの中にも茶目っ気が感じられる。ねじねじスカーフの誰々さんやら、世界ウルルン滞在記金田一さんのように己の知識をひけらかしつつ説教も入れるというような押し付けがましいものはなく、聞いていて心地よい。誰だろうかこのお方は・・ 聞けば著名な作家とのこと。私は文学についてはまだまだ浅いのだなあと思いました。いいんです。見た目から入ったっていいんです。いいんです。


「ジャーナリスト部門」最優秀 教授、合宿の日取りの件ですが・・賞 受賞
筑紫哲也 氏>
解説:「NEWS23」でお姿をみる機会が減ってしまってとても寂しい。でもお元気になられてほんとによかった。ジャーナリストといえば、逸見政孝さんも大好きだったなあ。ショーバイショーバイとかめっちゃみてた。   あ、それた。筑紫さんはいわずもがな知的で上品ででもエネルギッシュで、この方の声を聞いているだけでも自分はカシコになるような気がしてくる。それは大きな思い違いだが、この方がもし自分の通う大学の教授だったら毎回講義の後に押しかけるんだろうな、と思う。そばにいて自分も賢くなりたい。教えてもらいたい。


「音楽家部門」最優秀 その衣装を買う時は私も連れてってください賞 受賞
忌野清志郎 氏>
解説:もう何もいらない気がするけど、その風貌とやってること全て。人に影響を与える力。服とかどうみても派手な柄とか、さらっと自分のものにして着こなしてて。ギターストラップもいつも変わっててお洒落だし。一度だけみたことあるのが、西陣織みたいな生地で柄が招き猫のストラップ。すごく可愛かった。この方も病気に打ち勝って帰ってきた。「若い奴に負けない!」とかそんな気負いもあんまり感じられなくて、なんかほんとにかっこいいなあ。なんだかわかんないけどジェラシーを感じるくらいロックで。
この方も絵画の特番に出てたなあ。ゴッホの特集だった。ゴッホがお好きだそうな。私も大好きです。


以上、「各界の素敵なおじ様編〜阿修羅の道を行くならあなたと〜」を閉幕いたします。
(最後の辺り、趣旨から少しずれている点については、苦情受け付けません。)