きのうがんばって久々に日記書いたのに消えた。
すっごい脱力。
きのうのテンションを思い出してがんばって書いてみようとしたんですが・・
だめです。
えっと、とりあえず、３日くらい前に自主映画の仲間とうちで鍋パーティをしたんですよ。
私と、助監督（女の子）と、撮影監督（男の子）と俳優さん（男の子）と。
みんなで年末くらいから企画してずっとたのしみにしてたので、超楽しかったです。
それでこれが初めてのメンズ来訪。
前の家はリアルに男子禁制（住んじゃいけない上がっちゃいけない）のアパートでしたが、
もちろん新しいところはレディースマンションであれ、『上がっちゃいけない』ってのはないので
別にいままで誰かが来ててもおかしくなかったのですが、
メンズはおろか兄や父もまだまともにうちに来たことがなかったので、
事実上、初めての男子解禁。←なんだこの表現
そういえば自分の映画で自分の部屋を撮影場所にした時は、この撮影監督の子も来た。
男の子に自分の部屋を見られるっていうのは異様に照れくさいもんです。
話はちょっとそれますが、私の実家の部屋はテーマカラーを黄色と黄緑にしていました。
そして前の松ヶ崎アパートはピンクと水色でした。
なのでこの新しいアパートはもうちょっと落ち着いたトーンにしようと思って（もう２７だし）
テーマカラーを薄紫と茶色にしています。
この新しい部屋は、来た人みんなが長居したくなるような、居心地のいい部屋っていうのが目標。
ただ、100均とかでそろえるこまごましたものって、今までの黄色とか緑とかピンクとかブルーならすぐ見つかるんだけど、
紫ってなかなかないもんで、お部屋の中で統一感を出すのがいまいちむつかしい。
まあそんなこんなで、最近の趣味はもっぱらDIYで部屋の小物を手作りすることに。
ドレッサーと文庫本を入れる棚は手作りしてしまいました。
なにしろ収納が充実した部屋なもんで、まともな家具がひとつもなく・・
あんまり手作り品ばっかにするとビンボ臭いからさすがにちゃんとした家具がひとつほしい。
とまあ、こんな感じでコツコツやってる部屋にメンズをお出迎えしたわけです。
そしてとてもうれしいことに、彼らは私の部屋のいろいろなものを誉めてくれました。
なかでも一番いろんなものに興味をもってほめてくれたのは、俳優の彼でした。
彼はひそかに私が緊張してしまうくらいのイケメンさんで、おしゃれさんなんです。
その日も駅で待ち合わせ場所に現れた彼に「どこのジョニーデップかと思った。」と普通につっこんでしまったくらいの人なんです。
まずその日の服装は、黒いピーコートに黒いジレ（チョッキ）。全体に黒でまとめて足は自分でペイントしたという緑色の革靴。
そして少し伸びたくせ毛（今思えばあれもスタイリングなのかもしれない）にジョニデめがね。
そしてお顔はNEWSの錦戸亮君。これはほんとですよ。私以外のみんなから似てるって言われてるんですから。
そんなおしゃれイケメンを前に、私はいつも地味にﾄﾞｷﾄﾞｷしているのを必死で悟られないようにしていたもんですから、
彼が私の部屋のものをいろいろリアクションしてくれるとほんとにうれしかったです。
ええ舞いあがっちゃいましたよ。
おまけに実は彼は、この鍋パの前に、私が引っ越したという話して間もなく、
「今日泊まりに行ってもいい？」というどっきりびっくりメールを送ってよこしたやつなんです。
彼らのようなアート系のお方は知りませんが、私には彼氏でも家族でもない異性を気軽にうちに泊めるなんて習慣はないもんですからもちろん断りました。
しかし、この鍋パに来た連中は私以外みんな「友達ならなにも起こらないから泊めても平気派」なんですよ。
私は自動的にマイノリティになるし、まるっきり部が悪かったです。
そんなこんなで、メインの鍋は豆乳鍋からカレーを入れてカレー鍋になり、カレーうどん食べて滞りなく終わりました。
そしてお酒が入って陽気になった我々は話が恋バナにおよび、いつの間にか私は
「なぜお見合いパーティの彼と別れたのか」という話を尋問される状況になり、
さらにおもむろに取り出した３CCDカメラで撮監の彼がその姿を録画しだすという
何プレイなのかわからないことをさせられていました。
さらに私が水仕事をやり終えて部屋に戻ると、撮監の彼と助監の彼女が私のドレッサーを荒らしてるではありませんか。
（ジョニーは外にたばこを吸いに行ってました）
そして私の香水コレクションに彼らの興味はむき、おのおの香水をふりかけだしたんです。
私の部屋は鍋とカレーと香水の匂いでえらい状態です。
（ジョニー君が帰ってきました）
私は「これは中学生の時に買ったやつで、これが高校の時に買ったやつで・・」と、またうれしがって説明をしだすと
ジョニー君は「香水のセンスなかなか良い。」といってまた誉めてくれ、
「こん中でどれがいいか選別していくわ。」といって真剣に一本一本ジョニー選をしていきました。
そして残った二つがこれ。
一番最近買ったクロエとその前に買ったサラ・ジェシカ・パーカーのLOVELY。
この二つがいいとジョニーはお墨付きをくれました。
サラジェシカのやつはちょっとスパイスの香りがして、あんまりウケのしない個性的な香り
（私ですらちょっと「おばあちゃんぽい香りや・・」って思ったことがあるほど）なのに、
彼はよほど気にってくれたようで、なんと帰り際にさっと自分に付けて帰って行きました。
彼の通った後はなんともいえぬ美臭で、持ち主の私が「なにそれー」とつっこんでしまいたくなるくらい
モテな香りでした。
「また皆で来てね〜！」と見送った私にジョニーは「俺はまた別の日に（一人で泊まりに）来るわ。」
と一言を残して行きました。
ごーーーーん
注：（）の部分は私の妄想かもしれません。あしからず。
