エクソシストの原因。

boyakiwa2005-11-09

声がエクソシストのようになってしまった原因がわかった。

病院で薬をもらっても直らず、発症から6日たってもいっこうに直る気配がなかった。
耳鼻科に行くことにした。

するとドクターは「うーん。思ったよりハスキーだねえ(病状が重い)。」といい、いきなり私の鼻から内視鏡を入れて声帯の写真をとった。
初めての内視鏡、初めての声帯観察。
声帯というのは二つのヒレのようなものがV字型になっていて、しゃべる時これが触れ合って振動を起こす。
私の声帯はその二つのヒレに、ポコンとこぶのような物ができ、赤くなっていた。
お医者様がいうには、硬くなって炎症を起こしているらしい。主に歌手や教師がなりやすい症状だそうな。
これが私のエクソシストボイスの正体だった。

「これはここ最近でなった感じではないねえ。だいぶ前から兆候があったんじゃない?あ、先月風邪を?ああ、じゃあその頃からちょっと症状が出てたのかもねえ。」

そして雷を落とされた。

「すぐには治らないだろうね。」

どのくらいかかるのか聞くと、ドクターはこう続けた

「治らないかもしれないね。」

・・・。
しばらくフリーズしたあと、「一生元に戻らないんですか?」と聞いた。

「ああ。 いや、それは質問が悪いよ。(なぜか指摘される私)ずっとというわけじゃなて、まあ今すぐには治らないということで。。」

「目安として、いつ頃まで悪かったら・・(私)」

「それもわからない。今よりひどくなると、阪大かどこかの病院で全身麻酔の手術をして、硬くなってるところを摘出するような形になるね。」


・・・。


またしばらく硬直している私に、ドクターはこう言い足した。

「まあ、まだ薬も試してないし、これが効いたらそれほど問題じゃないから。まずは薬を飲んで様子を見てみましょう。5日分出しておきます。あ、仕事?まあそれは普段通り続けるしかないでしょう。ええ、(仕事に行っても)大丈夫ですよ。」

しかし、これ以上悪化させないためには、極力しゃべらないようにすることだそうな。

色々爆弾を投下された後、私は自転車の盗難届を出しに、交番へ向かった。
二度目に行ったとき、自転車の登録書を持っていなかったので、結局三度手間になってしまった。
30分ほど調書をををとってもらい、帰宅。
帰り道でかった冷凍うどんでお昼をすませ、仕事へ向かった。


なにか一年の厄がどっと押し寄せてきたような。


でも、これで今年の厄払いはできたかもしれない。
来年は年女だし。

でも年女・男って、厄年かなんかだっけ・・

まあ、薬も効いてきたのか、ちょっと声もマシになってきてとりあえず、ホッ。
この調子でちゃんと治ってくれますように・・

まったく「ちょっとハスキーボイスになってくれたら・・♪」
なんて言ってる場合じゃなかったよ・・
マジで危なかった。
これからは、ちょっと声のトーンを落としてしゃべんなきゃな。