彼女と猫村さん。

boyakiwa2006-07-06

こないだ京都の嵯峨野に一人暮らししてる友の家へ遊びに行った。
彼女とは短大からの仲で、映画研究部の副部長でもあり、看板女優だった。
(といっても作品数わずか2点だけどさ)
沖縄旅行にも一緒に行った仲だったが、あることがきっかけでケンカをしてしまい
半年以上会っていなかった。(そういえばお正月明けの日記にも書いた・・)
これも合コンが発端だった。やっぱり合コンは鬼門だ。
けど、彼女が恋しくて、仲直りしようと思って電話した。
最初はちょっと緊張したけど、元通り話ができて、2ヶ月前に引っ越したばかりの彼女の新居へ遊びに行くことになったのだ。

なにかと趣味の合う仲だったけれど、ひさしぶりに彼女の部屋へ行くと
なにやら「死ぬための生き方」やら「英語の名言100集」やら、
哲学を思わせる系統の本が目に付く。
新しい趣味でもできたのかと思えば。
『彼』が貸してくれた本なんだとか・・・・


きらん
(↑喜びの光の音)


彼女も長い間彼がいなかった子。
その彼女にやっと彼が。
しかもご本人に会わせてくれた。
かなり年上だけど、若く見えるし明るい性格の人だ。
哲学的な本をよくよむのは、元々お坊さんになる勉強をしていたからだそうな。
「(彼は)俗世に戻った。欲にまみれてるから。」と
彼女は静かに語った。
しかし彼はしっかりしてそうだし、二人の行動を聞いてると、実にさわやかだ。
(彼は散歩と証するマラソンに彼女を付き合わせるようで、「靴を買っといで。」と費用を彼女に渡していました。)
彼女の方は性格上、あまりノロケたりすることはないけど、
会話の端々にたまに彼のことがあがるところをみると、やはり幸せそうだ。よかった。
ちょっとさみしい反面、すごくうれしい。
彼女と彼の初詣の写真をみると、なんだかひとつの時代が過ぎて、
また新しい時代が来たような、うれしくて切ない気持ちだった。
よかったねえ、よしみ。



そんな彼女の部屋にあった本の中に、彼女らしいものを発見。
きょうの猫村さん」。

きょうの猫村さん 1

きょうの猫村さん 1

おもちろい・・・・
だめだ。。ハマッた。。
めっさ脱力系の画。(下手とみせかけて実はテクのあるとこを見ると、作者は芸大出と勝手にみた。)
しかもえんぴつ描き。
一日一コマ更新されているらしい。
この画(話)が一日一コマって、かなりじれるぞ。
そして気になるぞ。
猫を飼う身として、猫の猫たる愛らしさもつぶさに描かれているところもツボ。
3巻はいつ出るのかしら・・
たのしみ。