秋はシーズンですし。。

絵本作家から収集家宛ての手紙

あぶなかったーーー・・
ほとんど全部書き終わったくらいで、
「またエラーして消えたら・・!こぴぺこぴぺ!」
って思い出して大急ぎでやったとたん
エラー 全文消滅。
あああぶなかったーーー はー怖。






今日は梅田・大丸に
「トロースドルフ絵本美術館展〜「赤ずきん」と名作絵本の原画たち」
の展覧会を観にいってきました。


この一週間は展覧会に2回も行きました。
水曜日は京都「えき」にアルフォンス・ミュシャ展へ。

お金がないので、映画館へ行くのに躊躇してしまうんですね。
そこへくると、やはり展覧会がお値段的にも1000円を切る観覧料金も多く望ましい。


ミュシャ若い女の子が多かったです。(さあそこのあなた。開催は明日までですよ。お急ぎください)
ミュシャ版「大人のぬりえ」を持っていた、短大の友人よしみさんを誘っていきました。
綺麗かったです。
でも絵画とは違うので、重厚なオーラなんていうのはありませんでしたが、
一つ一つのモデルさんの表情・顔つきが豊かでトレビアンでした。
構図とか、髪の毛の表現とか、日本のマンガっぽいなーと思いました。
そしてデッサン画のなんて上手いこと・・・・
一瞬だけ芸大を目指していた時期に通った、画塾での
めちゃくちゃ上手い人の描いたデッサン画を思い出した・・
なんでえんぴつ一本であんな絵が描けるんだか。
そしてやっぱりミュシャは草花を描くのがとっても上手でした。
ユリの花なんか、ほんとに香りがしてきそうな。
すごい絵とか彫刻って、視覚以外の感覚を覚えますね。


今日行った「トロースドルフ絵本美術館展」というのは、
ドイツの赤ずきん美術収集家のコレクションを集めたものでした。
童話が大好きなので、これはステキと。
こどものとき、親が買ってくれたグリム童話全集が大好きだったのですが、
ちょっと前に流行った「本当は怖いグリム童話」みたいに、
実はかなりグロテスク&バッドエンドが多い。
比喩とか象徴がいっぱい隠されてて、大人になってからそういうのに気づくと結構楽しい。
一見普通の無邪気なこどもの本の挿絵に、裏ではそういったものが隠されてると思うと
ただの「こども向けのカワイイ絵」っていうのに見えなくなってくるのが面白い。


こちらは子供連れが多かったです。
でもいくら絵本の展覧会とはいえ、あんまり子供が楽しめるような
催しじゃないと思うんだよなあ・・・
まあ展覧会に連れてこられるくらいの子供達だから、
あんまり無茶な子はいませんでしたけど。
(どっちかっていうと黒いヨソ行きワンピースをきちんと着たような模範的な子が・・)


しかし、ひとくちに赤ずきんちゃんといっても色々ですね。
その様子も、赤ちゃんのようなちびっ子むっちり赤ずきんから、
そりゃあおおかみも狙うだろう、といったようなおねえ系赤ずきんまで。
国や時代によっては、「ずきん」ではなく「帽子」だったり。



こういうのを見て思うのは、「コレクター人生って楽しいだろうなあ」
ということ。
こんな風に、何か自分の好きなテーマがあれば、例えばどこか旅行した時、
それを探す楽しみができるだろうから。
ヨーロッパとか行くと、蚤の市とかアンティーク屋さんとかみるの
すごく楽しいだろうけど、そこに何か「探し物」を求めていくと
ぜったいもっと楽しいと思う。
自分もいつかそういうものを見つけて、老後の楽しみにしたい。
(老後、欧州へたびたび旅行できる生活前提で)


専門的な知識はid:dahlieさんにはとうてい及びませんが、
やっぱり絵本てなんか楽しいですね。
この前、ミュシャ展の帰りに連れのよしみさんと本屋へ行ったら、
二人してこどもの絵本コーナーへ流れていって、
自分達がこどもの時に読んだ本とか探すのでかなり盛り上がりました。
そしてその時知ったのですが、
バーバパパ」は地面から生まれてきたということ・・・
バーバパパって・・・・ 植物・・・?