心機一転。

私、母にお見合いを頼んでいたんです。
パーティーじゃなくて、ほんとのお見合い。
母の知り合いのお嬢さんが、お見合いで結婚して
今年赤ちゃんが生まれたそうなんですが、
そのつてでお願いしてもらうことに。
もう恋愛ゴタゴタに心底疲れてうんざりしたので
さっさと結婚してやる見合いがなんだって気だったんです。



でもそれが最近、思い直してきたんです・・(またか)



結婚はたしかにしたいんですが、
この勢いでするのはどうかと。(できるできないは別としてキッカケとして)
それに、私はやっぱりまだそれには準備ができていないと思うんです。
27歳ですが、適齢期ですが、アラサー差し掛かりましたが、
私は世間体とか周りの目とかに脅かされるのが
死ぬほど怖くて
それから逃れたい一心だったんです。
だったというか、それは常にですので「だった」ではなく「です」です。
私はどちらかというと背も低くて顔も童顔なので
実年齢より若く見られることが多いのですが(これは嬉しいですこの歳になってくるとホント)

去年までは、こんなやりとりがあると↓



「私、実は結構いい歳なんです。」
「へえ何歳?」
「26です。」
「何言ってんの。26なんてまだまだ若いわ。」


だったのが


「私、実は結構いい歳なんです。」
「へえ何歳?」
「27です。」
「ああー・・・・。結構いい年やね。」


に変わってるんですから。事実。


私が冗談交じりの本気で
「いや〜 ほんと結婚したいです−。」
なんていうと
「なにいってんの(まだ早いって)。」
というリアクションではなく
「そうだねー そろそろねー。」
的な反応が返ってくるんですもの!!



と・・
まあ前置き/愚痴はこのくらいにして、
そんな私の結婚したい症候群が落ち着いてきたのは
こういう周りの反応に流されても
結局誰かと結婚してその人と人生やっていくのは
周りの誰でもなく私なんだと、
やっと冷静になれて、彼氏と別れたショックからもやっと冷静になって、
落ち着いて把握できたことなんです。



いつか結婚はします。
必ずします。



だけど、27だからって
来年28だからって
私は周りのどんな声にももう惑わされません。
言いたいやつには言わせておきます。


私は、私で居られる努力をします。
私は、好きな人の前で、私らしく居られる努力をします。
「努力」しないとできない状態なんです。
まだ今は。
何年後かに、
自然にそういられるように、
今は努力します。
自分を必要以上に良く見せようとせずに
自分のままでいても怖くならないようにします。
恐れないようにします。



と、いうわけで、
お見合いはどうするのかというと、






ついこの前まで、
「お見合い話どうなってるの?」しつこく聞いて
母を急き立てていたんですが、
母はさすがでした。

「あんた、引っ越しと友達の結婚式とあるんだから、全部終わって
落ち着いてからにしなさい。」

というのです。
要するに、母はまだ何もお見合いの話を進めていませんでした。

ちなみに引っ越しというのは私の新しいアパートの引っ越しのこと、
友達の結婚式というのは、短大の友人の披露宴のことです。
どちらもこの10月下旬に重なって、
ただでさえなにかとゴタゴタしているんです。
そして母は今回の彼との一件も全て知っていました。

私の性分(反動で衝動的に動いてしまうところ)をよくわかって、
私の結婚したい症候群の淡さを見抜いていたんでしょう。


さすがマミーです。




「あんた、お見合いっていうのは、相手の都合も間に入ってくれる人の都合もあるんだから
ちゃんと落ち着いてからにしなさい。」
と。



はい。お母さん。





それで、
私、来年の5月、入社3年目になるんです。
3年目!
あんなに辞めたい辞めたい辞めてやると思ってた会社に3年!
早い。。。
ほんでがんばった。。。。
まあ性格にいうと3「年目」なので、丸2年に達するってことなんですけど、
来年もう1年がんばったら、
まだ挑戦していない夢に挑戦してみて、
失敗するかできるかどうか
試してみたいなーと思っています。
結婚の前に、
まだやりたいこと残してた、って気づいたんです。


私、まだ当分、結婚できなさそうです。
相手とか自分とかタイミングとかお金とか全部ひっくるめて。


だからやってみたいことは
結婚のことは縁の神様に託して
やってみたいことはやっておこうと思います。


周りの目は痛いでしょうが
しょうがないですよね。



負け犬は負け犬ですが、
負け犬と勝ち犬の違いは
戦線離脱したかそうでないかだと思うんです。
戦線。
世間の荒波の中でやっていく生活や運命の人を探すジャーニーです。
私はまだ立ち退きません。
(ああ面の皮ばっかり強くなった女にはなりたくないけど・・・)


恋愛のジャーニーには固執せずに
もっと自分のことを知ろうと思います。
まずは。
そうするときっと
ほんとに人のことを大事にできると思います。