大文字のこと

わたしは京都に住んでいます。
京都で働いています。

今回、被災地(陸前高田市)の松を
大文字の送り火の薪として使うことを巡って
中止、再開、また中止と、
二転三転して結局みんなの心を傷つけたこと、


京都に住み働く者として
本当に申し訳なく思います。


深く考えもせず軽率な判断をした
大文字保存会や市の対応が腹立たしいし、
京都の住人として恥に思います。


このバムセ日記をたびたびご覧いただいている
springflowerさん。
ほんとにごめんなさい。


京都のこと、あきれたでしょうね。


でも京都にも
被災地や他の都道府県の皆さんと同じように
今回の件を残念に思っている人もたくさんいます。
たくさんどころか、
ほとんどの人間がそうです。


だからどうか京都を嫌いにならないでください。
今回のことをどうか許して下さい。


私は明日、灯篭流しにいってきます。


今回、不愉快な思いをされた人たちの分、
津波原発で辛い思いをしている人たちの分、
祈ってきます。